2020-07-07
ウクレレ修理 レアケース
こんな壊れ方することは、めったにありませんが、修理記録として載せておきます。
ネックの根元からポッキリいっちゃってます。
単純にボンディングしただけでは強度が保てません。
そこで、歯医者さんのインプラントの要領で、ネックに穴をあけて、金属棒を埋め込むことにしました。
何と言っても、角度と接合部分がピッタリになるように、真っすぐに穴をあけるのがとても難しい。何回も穴をあけられないので一発勝負。
ボンド(いつもの Titebond)をつけて慎重に接着。
骨折した時のテーピングのように、上から下、横を添え木を使ってがっちりと固定します。
これで一晩寝かせます。 (ꈍ﹃ ꈍ)スヤァ…Σ(✪ ◇ ✪*)ハッ!
一晩寝かせたら、傷口を床の修復に使う固形材を溶かして隙間に埋めます。
ペタペタと塗り付けたら、余分のカスをリムーバーを塗った後にヒーターで取り除きます。
仕上げは目の細かいサンディングペーパーで均して完了です。
弦を張り替えてしっかり演奏できるようになりました。
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